インデックス投資が流行ってます。投資信託でやるのもひとつの方法ですよね。でも、これ、長期の米国駐在の可能性がある人はやめるのが吉。
本などを読む限り、投資信託でのインデックス投資は、結構的を得ているのではないかと思います。もともと投資をする際に一番いいなと思ったybさんのブログがインデックス投資系だったのもあり、投資スタンスとしては、かなり気に入っています。
インデックス投信は、ETFか投資信託かという議論もありますが、個人的には投資信託で十分じゃないかなぁと思ってます。ETFは配当として来る分が多く、税金の関係上、どうかなと思う面も強いので。
ただ、米国に納税する場合は別です。
米国で納税する場合、もちろん、実現利益に課税されるほか、未実現利益にも課税される場合もあります。米国では、米国外への流出資産への課税について、躍起になっており、FACTAなる制度も本格化しています。
その中で、問題となるのが、日本の年金と投資信託。投資信託は日本向けの商品です。海外からは買えないのが原則です。米国の金融商品への課税は、適格じゃないものに、大きな税額を課します。しかも、見つけたら過去にさかのぼって、加算税率で。日本の投資信託は米国の人に販売できない商品なのでこれにあたってしまいます。
なので、ybさんのブログにあるように、日本での投資をそのままおいておくとしても、米国への駐在があり得るなら上場商品であるETFに投資すべきということになります。
米国駐在がある人は、当初からETFで投資すべきこととなります。赴任時にあわててETFに移そうとしても、実現されてしまった含み益に課税されるからです。約20%ですが。
なお、このブログは法務アドバイス、税務アドバイスを提供するものではありません。あくまで、一個人が思うところを、好き勝手に書くということに本旨があります。ご注意ください。
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