香港の学校探しは、結構混乱しがちです。以下に日本人がとり得る一般的な手段を記載してみます。ちなみに、対象は小学生です。ご参考になれば幸いです。
1.日本人小学校
日本の教育制度に則って、日本語で授業が行われる学校。香港島の香港島、ニューテリトリー側の大埔校の2つあります。英語の教育も多少行われますが、基本は日本の小学校と同じ。日本の要人の訪問が結構あるという点において、日本の小学校ではなかなか出来ない体験もあるかと思います。学力的には日本の小学校の平均より高いところにあるとの評判です。ただし、日本の中学受験を念頭に置く場合は、塾に行く必要があるのも同じ(一般的な中学受験塾は香港にあります)。
http://www.jis.edu.hk/index3.html
ちなみに、ただではなく、年間100万円程度はかかります。
2.インターナショナルスクール(私立)
(a) 何年生になるか?
いわゆるインターナショナルスクールは、各国の名前を冠した学校等色々な私立学校があります。大きくはイギリス式に従ったインターナショナルスクールバカロニア(IB)方式と、アメリカ式の教育があり、1年生になる年齢、中学校に上がる年齢が異なります。生まれる月により異なりますが、概ね、日本の1年生はIB方式の3年生、アメリカ式の2年生に相当します。
また、一学年については9月から8月生まれまでを1学年とすることがおおいですが、学校により9月から翌年12月とする場合や、1月から12月とする場合があります。
(b) 授業は何語?
英語での授業が一般的ですが、それに加えて中国語、その他の言語での2カ国語教育を標榜しているところが、ほとんどです。どの程度2カ国語目を重要視するかは学校により、学年により異なるので、リサーチが必要です。たとえば、日本人学校と同じ経営主体が運営しているJapanese Internationalは、第二言語が日本語です。
(c) いくらかかるの?
学校によっては、入学金・寄付金(Debenture。定款によりルールを決められるので、学校により内容は異なります。学校によっては会社枠があったり、譲渡、転校時の一定額の返金があったりします)、毎年の授業料、バス代、制服代等がかかります。合計年間200-300万円見積もる必要があると思います。
(d) 英語力は必要?
入学にあたっては、英語力が問われる場合が大半ですが、ダリアなどのように、英語力が重視されない場合もあります。
両親の英語力は、言われているほどは必要ないように思います。普通に話せればそれでいいと思います。
これらの点は、入学手続きを始めてみたり、学校にコンタクトを取っていく中で学校のスタンスは明らかになってきます。
(e) 何年生で入ると入りやすい?
入学の難易度は一般的にキンダー、1年生、2年生については、香港の駐在員の子供の年齢として一般的なので、競争が激しいですが、それ以上になると結構枠がある場合があります。なので、最初どこかの学校に入って、その後転校してキャリアアップを図るのも一案です。
(f) ネットで資料は集められる?
インターナショナルスクールについては、いろいろな媒体が毎年まとめみたいなものを出しているので、それを参考にするといいと思います。
例えば、2015−2016については、以下のリポートが参考になります。
https://www.crownrelo.com/sites/default/files/relocations-files/hong-kong-education-guide-2015-2016.pdf
このレポートでは、各教育方針の学年のズレ、住所、授業料、などの基本情報がわかりやすく記載されています。
(g) 偏差値的なものはわかる?
IB教育をしているものについては、毎年各学校の成績が開示されます。一般的に香港の学校の成績はいいですが、トップ校がどこかというのは知っておいて損はないとおもいます。2016 IB results hk, などのキーワードで検索できます。
https://www.edu-kingdom.com/forum.php?mod=viewthread&tid=3296123
学力以外でいい学校という話は当然いっぱいされており、いろいろなランキングがありますが、上記IBの結果というのは日本人にとって、一つ客観的でわかりやすいのではないかと思います。
3.ESF(半官のインターナショナルスクール)
ESFもIB教育をしています。他のインターナショナルスクールより若干授業料がやすいほか、住んでいる場所によって校区が異なるため、いずれにせよ1校しか、受験できません。
ESF http://www.esf.edu.hk/
学区 http://www.esf.edu.hk/esf-zones/
授業料 http://www.esf.edu.hk/school-fees/
ESFの中のランキングは、あまり客観的なものがありません。一般に家賃が高いところはいい傾向にあるというようなことは言われていますが、証拠は特に示されていません。
4.ローカルスクール
ローカルの公立校というのも存在しますが、授業が広東語もしくは北京語で行われるのが一般で、香港に住むこととなった日本人が最初に行く学校としてはハードルが高いと言われています。宿題も一番きついようですし。
1.日本人小学校
日本の教育制度に則って、日本語で授業が行われる学校。香港島の香港島、ニューテリトリー側の大埔校の2つあります。英語の教育も多少行われますが、基本は日本の小学校と同じ。日本の要人の訪問が結構あるという点において、日本の小学校ではなかなか出来ない体験もあるかと思います。学力的には日本の小学校の平均より高いところにあるとの評判です。ただし、日本の中学受験を念頭に置く場合は、塾に行く必要があるのも同じ(一般的な中学受験塾は香港にあります)。
http://www.jis.edu.hk/index3.html
ちなみに、ただではなく、年間100万円程度はかかります。
2.インターナショナルスクール(私立)
(a) 何年生になるか?
いわゆるインターナショナルスクールは、各国の名前を冠した学校等色々な私立学校があります。大きくはイギリス式に従ったインターナショナルスクールバカロニア(IB)方式と、アメリカ式の教育があり、1年生になる年齢、中学校に上がる年齢が異なります。生まれる月により異なりますが、概ね、日本の1年生はIB方式の3年生、アメリカ式の2年生に相当します。
また、一学年については9月から8月生まれまでを1学年とすることがおおいですが、学校により9月から翌年12月とする場合や、1月から12月とする場合があります。
(b) 授業は何語?
英語での授業が一般的ですが、それに加えて中国語、その他の言語での2カ国語教育を標榜しているところが、ほとんどです。どの程度2カ国語目を重要視するかは学校により、学年により異なるので、リサーチが必要です。たとえば、日本人学校と同じ経営主体が運営しているJapanese Internationalは、第二言語が日本語です。
(c) いくらかかるの?
学校によっては、入学金・寄付金(Debenture。定款によりルールを決められるので、学校により内容は異なります。学校によっては会社枠があったり、譲渡、転校時の一定額の返金があったりします)、毎年の授業料、バス代、制服代等がかかります。合計年間200-300万円見積もる必要があると思います。
(d) 英語力は必要?
入学にあたっては、英語力が問われる場合が大半ですが、ダリアなどのように、英語力が重視されない場合もあります。
両親の英語力は、言われているほどは必要ないように思います。普通に話せればそれでいいと思います。
これらの点は、入学手続きを始めてみたり、学校にコンタクトを取っていく中で学校のスタンスは明らかになってきます。
(e) 何年生で入ると入りやすい?
入学の難易度は一般的にキンダー、1年生、2年生については、香港の駐在員の子供の年齢として一般的なので、競争が激しいですが、それ以上になると結構枠がある場合があります。なので、最初どこかの学校に入って、その後転校してキャリアアップを図るのも一案です。
(f) ネットで資料は集められる?
インターナショナルスクールについては、いろいろな媒体が毎年まとめみたいなものを出しているので、それを参考にするといいと思います。
例えば、2015−2016については、以下のリポートが参考になります。
https://www.crownrelo.com/sites/default/files/relocations-files/hong-kong-education-guide-2015-2016.pdf
このレポートでは、各教育方針の学年のズレ、住所、授業料、などの基本情報がわかりやすく記載されています。
(g) 偏差値的なものはわかる?
IB教育をしているものについては、毎年各学校の成績が開示されます。一般的に香港の学校の成績はいいですが、トップ校がどこかというのは知っておいて損はないとおもいます。2016 IB results hk, などのキーワードで検索できます。
https://www.edu-kingdom.com/forum.php?mod=viewthread&tid=3296123
学力以外でいい学校という話は当然いっぱいされており、いろいろなランキングがありますが、上記IBの結果というのは日本人にとって、一つ客観的でわかりやすいのではないかと思います。
3.ESF(半官のインターナショナルスクール)
ESFもIB教育をしています。他のインターナショナルスクールより若干授業料がやすいほか、住んでいる場所によって校区が異なるため、いずれにせよ1校しか、受験できません。
ESF http://www.esf.edu.hk/
学区 http://www.esf.edu.hk/esf-zones/
授業料 http://www.esf.edu.hk/school-fees/
ESFの中のランキングは、あまり客観的なものがありません。一般に家賃が高いところはいい傾向にあるというようなことは言われていますが、証拠は特に示されていません。
4.ローカルスクール
ローカルの公立校というのも存在しますが、授業が広東語もしくは北京語で行われるのが一般で、香港に住むこととなった日本人が最初に行く学校としてはハードルが高いと言われています。宿題も一番きついようですし。
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