日本の税収2兆円超上ぶれだそうです(日経)。http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H5Y_Z00C15A6MM8000/
政府が赤字なのがいいのか悪いのか、いろいろ考えるところはありますが、結論は出ません。公が赤字じゃないと私が黒字にならないという論調もなるほどと思います。一方で、グローバル経済という観点からは、日本の公私を論じても仕方ない気もします。シカゴやデトロイト、ギリシアの財政破綻を見ていると、日本の格付け低下も気になります。
で、このタイトルは、政府は黒字のほうがいい(少なくとも今の赤字は減少すべき)という論調ですかね?
だとすると、2兆円増は、やはり、まだまだどうにもならない少なさかと。
財務省のグラフです。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/003.htm
支出が年間95兆から100兆円。仮にわかりやすく100兆で考えると、税収が54兆とすると、公債は46兆。
ちなみに、支出のうち11兆は、公債の利払いです。税収比でいうと20%程度。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/002.htm
なぜ、このように利払いがおおいかって?それは、すでに発行している公債が巨額だからです。約800兆円。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.htm
毎年20兆円づつくらい増えてます。
2兆円では、単年度黒字(公債残高が減る年)にはまだまだ遠いですし、一方で年金・保険の破綻のうわさはやみません。
がんばってほしいですね。。。
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